黒にんにくは、普通のにんにくより栄養価が高いと言われています。特に、「S-アリルシステイン」というにんにく特有の成分が、黒にんにくには豊富に含まれています。
このS-アリルシステインは、普通のにんにくには微量しか含まれていないのです。
Sアリルシステインの効能は、NK細胞(ナチュラルキラー細胞)の活性化です。NK細胞は癌予防に効果があるとされていますが、S-アリルシステインにはNK細胞を活性化させる効能が高いという研究結果が出ています。
そして、高温多湿の環境下で約1か月間熟成・発酵させた黒にんにくには、S-アリルシステインが普通のにんにくの数倍も含まれているので、にんにくの疲労回復効果や美肌、健康維持といった効果を充分に発揮してくれるのです。
その為、黒にんにくの抗酸化作用は普通のにんにくより高いので、疲労回復に留まらず、成人病予防や生活習慣病から私達の身体を守ってくれます。
出来るだけ黒にんにくを取って、身体を錆付かせない様にしたいものです。